こんにちは。真珠まるです。
今回は「ホロスコープ占いって何?」という、最も基本的な疑問について解説いたします。
「西洋占星術は難しそう」「ホロスコープってどうやって読むの?」
そう感じていらっしゃる方も多いかと思います。
本記事では、初心者の方にも理解していただけるよう、できる限り専門用語をかみくだきながら、西洋占星術の全体像とホロスコープの基本をお伝えいたします。
西洋占星術とは?
西洋占星術は、生まれた瞬間の天体の位置(ホロスコープ)をもとに、その人の性格・傾向・人生のテーマを読み解く占術です。
よく見かける「12星座占い(例:今日一番ラッキーなのは牡羊座!)」は、西洋占星術のうち太陽星座だけに注目したごく簡易的なものです。
本来の西洋占星術では、10個以上の天体や12の星座、12のハウス、天体同士の角度関係(アスペクト)を統合的に分析します。
ホロスコープとは?
「ホロスコープ」とは、ある瞬間における太陽・月・惑星の配置を360度の円盤上に表した図です。
その人が生まれた「場所・時間・日付」によって個別に作成されるため、同じ誕生日の人でも内容はまったく異なることがあります。
ホロスコープは、以下の4つの要素で成り立っています。
◆サイン(牡羊座~魚座)
それぞれの天体がどのような性質(スタイル・エネルギー)を帯びているかを表します。
- 例:牡羊座=直感的、蠍座=深く追求する、など
◆天体(太陽・月・水星~冥王星など)
個人の性質や行動の原動力を示します。
- 例:太陽=人生の中心的テーマ、月=感情のパターン、水星=思考や言語の癖
◆ハウス(第1~12ハウス)
それぞれの天体の力が人生のどの分野で発揮されるかを示します。
- 例:第10ハウス=社会的活動、キャリア、第5ハウス=創造、恋愛、趣味など
◆アスペクト(角度)
天体同士の関係性です。
協力的な関係(トラインなど)や、緊張・葛藤の関係(スクエアなど)によって、その性質の表れ方 が変わります。
占星術で「分かること」と「分からないこと」
■占星術で分かること
- 性格や思考パターンの傾向
- 人間関係・恋愛傾向
- 向いている仕事・環境
- 人生のテーマや課題
- 運気の流れやタイミング(※トランジットや進行法による)
■占星術で分からないこと
- 未来の出来事を具体的に断言すること(例:「来週事故に遭う」など)
- 他人の心の中を読むこと
- 宝くじの当選番号や詳細を含めた完全な予知
西洋占星術は「未来を言い当てる道具」ではなく、「傾向と選択肢を示す地図」です。
ホロスコープを読むことで、自分がどのような性質を持ち、何を学ぶために生まれてきたのかを深く理解する助けとなります。
まとめ
西洋占星術(ホロスコープ占い)は、「ただの運勢占い」ではなく、深い自己理解と人生戦略のための道具です。
難しそうに思えるかもしれませんが、ひとつひとつの要素を丁寧に学ぶことで、確実に理解を深めることができます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
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